純生CHRONICLE3

リネ2クラシック グランカインに漂う ひとつまみの浮き草たち 【2020年8月31日 完結】

走れ!純生!(続き)

この記事は前記事からの続きになります。
まずはそちらをご覧いただいてから、この記事で続きをどうぞ。











シープ「ほっ、ほっ。 今のところ順調ですね。
そういえば、前に純生様と一緒に冬の迷宮の調査に行ったことがありました。

道を覚えているのはそれでなのですね」









シ「ルウンに集合せよ、と言われたときは正直びっくりしました。
・・・純生様は豪放に見えて、実は常に我々のことを気にかけ、折を見て一緒に行動できるような用事を作ってくれる・・・ やさしい方です・・・」










純生「へっくし! うー、誰かが良からぬ噂をしているな。●ーゴの奴か?
ああ!いけない! シープを追いかけるのをすっかり忘れてた!
あ、よし!純生、いきまーーす!!












シ「これが研究所の遺跡… クルマの塔を彷彿とさせる意匠ですね。今回はこの中は通らず、あと少し!
ああ、純生様はまだ追いついてこないですね…」







純「あー、さくっと追いつけると思ったのに…!
んー、やっぱりこれ… 無理だな。2段溜めに時間がかかりすぎる…」








シ「見えた、シュチュ城! なんとか先着できそうです」









シ「ゴール!18分19秒! ふう、1¥で到着できるとは…
さて、純生様を待ちましょう。いつ、いらっしゃるかな?」














純「ああ、もう、気を溜めるのめんどくさい! そして寒い!
ネコの着ぐるみを借りてくるべきだった! はぁはぁ」








純「はぁはぁ、最後が・・・ 階段とは・・・ くっ、苦しい・・・!」




純「はぁはぁ、ようやくゴーール!! た、タイムはどうかな、ぜぇぜぇ」







シ「18分44秒82です! 申し訳ありませんがわたくしの勝ちということになりました」




純「あーーーー!
いや。途中で薄々分かっていた。
ソニックムーブを詠唱して、さらにその場で気を2段溜めるのに、どう頑張ったって2~3秒はかかる。
つまり1分当たり6秒ぐらいずつロスしていくわけだ。18分かかるような距離を走ったら、もう勝負にならんわな」




シ「ああ、なるほど。でも今回は達成感のあるミッションでした。ひとまず無事完走できてよかったではありませんか」



純「ふむ。それはそうなのだが、実は検証はこれで終わりではないのだ。秘めていた想いは別にある」


シ「と言いますと?」




純「これだ!」









シ「おお、ホワイトドッグ変身。足がとっても速くなると噂の!」



純「そう。さらにウィンドウォークをもらって、現時点でのワタシの世界最速タイムを叩きだす! いま記録したばかりのこの18分台がどこまで縮むのやら、今一度突っ走ってくるよ!


シープよ、今日はありがとう!
今度は個室にでも籠って、
濃密な夜の会議でもしようではないか」



シ「はっ!喜んで!」



純「男らしくなったな、シープよ! ではまた会おう!!」(しゅば)






シ「本当に・・・ 風のようなお方ですね・・・ (ポッ)








~   ~   ~






純「さて、ルウンに戻ってきた。お、いたいた、マミナ~★」



マミナ「純生様!!お腹の具合はいかがなのですか!?」



純「あー、それは嘘。マミナ様にウィンドウォークを恵んで頂きたい一心で、嘘をついて呼び出してしまいまちた!」



マ「なっ・・・」



純「怒らないで。今度ホルモンでもおごるさかいに」


マ「(にっこり)まぁ、ホルモン20皿で手を打ちますわ。んじゃ、ウィンドウォーク、サービスしときますね」



純「ありがとう!そんじゃ改めて行ってくるんだワン!
じゃ~ね~、だワーーン!




マ「・・・ふふ。ご自身でQ移動POTだって持ち歩いているくせに、わざわざ私を呼び出すなんて。・・・さびしんぼうさんね★
さあ、存分に風になってらして!」
















純「さあ、エンディングだワン! 絶対にタイムを更新するワン!」



















































純「タイムは… 13分08秒72!? 
5分半も短縮! やったワーーーン!!」















純「言いたいことはただ一つ! 犬最高! 
また、何かのイベントで実装して欲しいワーーーン!!!
オチなんかないんだワーーーーーーン!!!!」

















【後記】
…こうして、中の人のちょっとした思いつきのはずだった「犬変身でルウンから北方を走りまくる」というちんけな件は、なぜかエルフとヒューマンの足の速さにフォーカスするなど大幅に肉付けしつつ、ようやく落としどころを迎えたのでした^^
風呂敷の広げ過ぎは良くないですねw


そこに至るまでにはいくつもの困難がありました。


まずDEXの理解について。
DEXが高い≒移動速度も高くなる、という理解が正しいのかどうなのか、そのウラ取りに時間がかかり、そして断念しましたww
どうにもこれがファイナルアンサーだ、という記述が見つからず、ライブの情報だとその後何度もリニューアルをしているためもはや正確なのかどうかも分からず。


そして謎をよりカオスにしたのが、犬変身後のこの設定。


犬変身後のDEXはなんと1なのです。代わりにCON/MENがとても高くなっている。それが移動速度に反映されたのだとすれば、移動速度はCON依存なのか??
もう、全く分からなくなってしまいました。なので、この件は本文ではうやむやにすることにしましたw





前回、北方探検と称してこの地を探訪した際は、研究所の遺跡から悪魔の棲処方面へ抜ける隧道を通りました。しかし今回、この地点のロードがどうしても失敗し、こんなブラックホールになる現象が発生してしまいました。

このため、このルートを断念し、他のルートを模索するハメになったのですが、そのために多大なる時間(2時間半ぐらい❤)をかけて周辺をロケハンし直すことになったのでした。



また今回は「最後に犬変身して同じルートを再検証する」のが決定事項としてあったため、犬変身が解けてしまう水の中は通ることができません。
下図赤の通り、氷屋の小屋方面へ駆け上がらず、川沿いに進めば大幅に早いのですが、途中どうしても川に入らないと先に進めないことが分かったため、ここもルート変更を余儀なくされたのでした。


その他、とにかく「再現可能なルート」でなければならないため、道取りに悩みそうな箇所は排除し遠回りでも分かりやすくなる道を選ぶ、という作業に時間を費やし、何度も「ワタシはいったい何をやってるんだろう?」と自問自答を繰り返しながら、7月のとある日曜は過ぎて行ったのでしたww
(労苦の割に評価されることはないネタと知りつつも、そんなことしてないで狩りに行けと言われると分かってはいても、ひとまず脱稿! ビール飲んで寝る!ww)











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