白く 青い 彼方へ
8月30日 日曜日。
どこに行く用事もなかったこの日は、朝からなんとなくリネ2クラシックの世界を歩いておりました。
平日は使ってやれないキャラ達を動かして、鏡デイリー、シーレンデイリーなどをこなし、メインの純生もチョコイベントにヒーヒー言いながら取り組み、何度やってもLv4を越えられずにずっとLv1とLv2を行ったり来たり。
何だよ、このダメイベント! 次のメンテで確率にテコ入れが入るんじゃね? とか思いながら、昼飯を作って食べ、またブーブー言いながらもデリバーロボを追っかけておりました。
気分転換にウインドウショッピングでもしようか、と死の回廊経由でギランに向かおうとしたときのこと。
そういえば、80+狩場に変貌してから、一度も訪れていないDV。
それがすぐそばにあるわけで。
ふと目をやれば、そこに単騎で浮いているケイブサーバントがいたわけで。
相当痛いにしたって、当然1体ぐらいは倒せるのだろう。
そう思って、ふいに立ち寄ったこの数十秒の出来事が、
全ての誤りでした。
いや、全ての必然だったのかもしれません。
ファイナルフレンジー発動も間に合わない、まさに一撃死。
13781ダメという数字は、ワタシの中の全てを打ち砕き、粉末にし、それを秋風がさらって、青空に散りばめていく、それに十分な数字でした。
心が折れるとか、そんな次元ではなく、自分の根源から何から全てが失われていく感覚。
ワタシの、リネ2に対する取り組みが、全て間違っていたことを非常に分かりやすい形で提示していただけたのでした。
1300ダメではなく、13000ダメ。
ワタシなりに一生懸命取り組んできたつもりだし、お金も時間もかけてきたこの3年弱。
突き詰めてはいないにせよ、やっとここまで来たのに。届く気配もないなんて。
何がどう間違っていたのかは定かではありません。
ならば、全てが間違っていたのでしょう。
もう、近接戦士として、戦うことはできなくなりました。
歩いていくことができなくなりました。
大好きで止まなかった近接として、戦えないなら、 もう、おしまいです。
アデン大陸という箱庭世界での旅は唐突に終わりを告げたのです。
2020年8月30日 午後1時15分
2020年 夏
純生より 空と 海と あなたに 感謝を込めて。