純生CHRONICLE3

リネ2クラシック グランカインに漂う ひとつまみの浮き草たち 【2020年8月31日 完結】

夏休み終了ww

えーと、前記事のコメント欄に殴り書いていますが、また出かけておりました^^


このあと、7月中旬~10月頭にかけて、とても面倒な仕事に付き合わなければならず、いわゆるお盆のあたりに夏休みを取れるかどうかすら危うい状況だったので、この7月上旬に休みを取ってしまおう、というのは前から決まっておりまして、結果7/9~12を早めの夏休みということにしました。


で、この期間を使って久しぶりに九州へ飛んでぶらぶらしてくる計画を立てていたのですが、先週からの豪雨によって九州~西日本にかけ甚大被害がでている状況・・・
計画は完全に白紙になり、7/9は家で泣いて過ごしておりましたww
しかしながら、


出かけなきゃ、ダメだ!!


と自分を鼓舞し、何の計画もなきままとりあえず家を出ることにしました。




西日本は雨の被害が色濃いので残念ながらまた次の機会に期待することにし、今回のターゲットは東日本に設定。ただし、コロナ的にこのあたりはヤバいので・・・


ここらは息を止めて通過してしまうことにして、結果こんな工程になりましたww

静岡県某所を起点として、反時計回りに進んだ、とお考え下さい。
出発してすぐ神奈川・東京・埼玉を通りますが、あとはもうここらに近寄らないことだけを考えて移動してきた、というわけです^^



7/10(金)朝3時半に自宅を出発。途中PAでの休憩する際にリモートで会社のミーティングに参加する、という離れ業を駆使しつつ、およそ8時間半後に岩手県盛岡に到着しました。「昼飯を食いに静岡から岩手まで行く」のを主目的とする旅にしましょう、というのは道中で急遽決定されましたww



さて盛岡といえば、冷麺かじゃじゃ麺。他は特に知りませんw
しかも、これすらも「桃鉄」での知識に過ぎませんwwww


盛岡冷麺はいずれまたどこかで食べる機会がありそうですが、じゃじゃ麺はそうもいかなそうでしたので、今回はじゃじゃ麺の美味しそうなお店に飛び込んできました。
オーダーの仕方も食べ方もよく分からないですが、店に入った瞬間から、周りの客の所業を観察して、こっそり理解する手法を使います^^


じゃじゃ麺は、あったかいうどん麺にねぎときゅうり。そしてしょっぱい肉味噌。
さらにラー油や酢でカスタマイズしつつ、これをぐちゃぐちゃに混ぜて食べる模様。



食べ終わったら皿に生卵を1つ落とし、「チータン」という、いわばスープ(そば湯のようなもの)を別オーダーします。
生卵に熱々の汁がかかり、かきたまスープのようになります。

これでお皿に残った具材や味噌をキレイに落としながら全てを食べ尽くす、ということのようです。
お皿もキレイになりますし、最後に汁を飲み干すことでお腹もしっかり満たされます。
うーん、理にかなってますな。




そのあとは盛岡で見るべきものも特に思いつかないので、ひとまず駅へ。

IGRいわて銀河鉄道のホームとかを鑑賞しつつ、実家と会社用のお土産に南部せんべいを買って撤収です。




帰りはぐるっと回って日本海側をいってみよう、ということで一般道で秋田方面へ。
途中は、繋温泉に寄ってみたり、雫石駅で秋田新幹線こまちを鑑賞したり、道の駅でいぶりがっこを買ったり、それから路肩でお昼寝したりw


今年は盛岡さんさ踊りも雫石よしゃれ祭りも中止だそうで。
どちらもいい女が見物できそうなお祭りですのに、残念^^



さて秋田市内で1泊かなぁと思っていましたが、帰路を考えるともうちょっと南下しておかないと明日が厳しくなる、と判断し、急遽酒田市まで移動しての宿泊としました。

酒田あたりでしか手に入らなそうなものを無理やり探した結果、オランダせんべいぐらいしか見当たらず。(なぜオランダなのか等の詳細は各自で調べてくださいw)


晩飯は適当に𠮷野家で済ませています。ホテルに入ってから結構がっつり仕事の後処理をしなければならなかったので、食事はテキトーです^^




翌朝は鶴岡市まで移動して、初めての出羽三山へ。

朝から豪雨でしたが、到着と同時にピタリと止み、雨具を持たずに散策に出るギャンブルに打って出ましたw


雨止みで水蒸気が上り立つ、神秘的な光景に出会えましたよ。


ここの目玉は、国宝の五重塔。
木と木の複雑怪奇な組み合わせで構成されたテクニカルな構造ですが、塗装されていない素朴さがかえって目を引きます。

が、ワタシがこの地で感銘を受けたのは「石段・石畳の光景」でした。


モルタルを打ったりしていない、本当の石の組み合わせの美しさは格別でした。
そういう箇所に感銘を受けるあたり、ワタシも相当にトシを経てきたな、という気がしますねww





その後は3時間弱かけて、新潟市内まで南下。
鶴岡からだと新潟まで直行できる高速道路がまだ整備されていないので、半分ぐらいの光景は日本海に面した一般道をとぼとぼと走っていくことになります。
大雨が降ったり止んだりで全く太陽が顔を出してくれない行程でした。
(2年前に新潟に来た際もそんな天気でして、どうも新潟とは相性が良くないです^^)


さて、新潟に来たら、ひとまずこれを食うことを検討します。
万代バスセンターの立ち食いそばコーナーで供される名物のカレー。

折しもバスセンターは耐震工事中でしたが、このカレーだけは隣のホテルの3Fに設けられた特設コーナーで供されていました。
とにかく黄色く、糊に近いとろみがついたものですが、しっかりとした味がついていて辛さもあります。具材の玉ねぎと豚肉がとにかくおいしい「むかしカレー」なのです。
写真は「味変」のために右半分にソースをかけた、並盛480円。
(女性だと厳しいかもしれないぐらいずっしりとした量です)




さてカレーを食べ終えたその日の午後の行程は完全に白紙。
関越道を南下するとコロナ危険区域を通ることになるので、一旦、日本海沿いに上越市を目指すことにしましたが、このまま高速道で進んでも面白くもなんともないので、アドリブ的出会いを期待して一般道を使うことにしました。


以前、北越急行ほくほく線(当時は、地方ローカル線なのに160km/hというとんでもないスピードで運転していた)で十日町というところを訪れ、地元の床屋さんで髪を切ってもらって、またほくほく線で帰る、というだけの旅をしたことがあるのですがw、その十日町を通って、そのまま国道117号線で長野市を目指すルートを取ってみました。


特に観光地でもない、内陸の小さなまち。でも残りの人生で再訪することはおそらくもうない地、というふうに考えると、何かたった一つでも思い出を吸収してあげたいという気持ちが前面に出て、眠くならないのです。


残念ながら今回は思い出も写真も何も残りませんでしたがwww



117号線沿いにある野沢温泉村というところの道の駅。

15分の仮眠、のつもりが1時間ぐらい眠ってしまったようです^^





夕刻、長野市まで出てきました。
今日中にどこかもう一件ぐらい観光したいなぁと思い、ひとまず上信越道に乗り、松代PAでルートを検討することにしました。
PAだとnexcoの無料wifiが拾えるのでこういう旅の際はよく使います。
ただ今回は建物の外のベンチでパソコンを開いてあーでもないこーでもないとやっている間に、ヤブ蚊に全身を刺されまくるという大惨事が発生www


こりゃいかんとPA内に移動して全身をボリボリ掻きつつ晩飯。

何の変哲もないかき揚げそば。
世界がこんなことになってしまい、観光するお客さんの数も少ない中、こういうところの従業員さんは腐ることなくやるべきことをちゃんとやってくれています。心のこもった、おいしいおそばでしたよ!




んで、全身数か所を真っ赤にさせながらw、次は更埴JCTから上田方面に向かい、どこかで温泉に浸かりつつ、上田か小諸のあたりで宿泊、という予定を立てました。


が。


ここへ来て突然の豪雨リターンズ^^
視程がまるでない雨の中、これはもう温泉でもないな、という結論に至って計画は取りやめとし、そのまま長野道~中央道と南下していったのですが、山梨まで来たところでこれはもう宿泊せずに帰っちゃおう、とすっかり冷めてしまいww、2泊予定の旅は1泊で切り上がることになったのでした。
まあ、すっかり日も暮れ、路面の白線も見えないような雨が降りしきってしまったら、さすがにそれ以上遊んでやろうという気にもなりません。仕方なしです・・・




ということで、これを書いている時刻は、本来ならまだ長野か山梨あたりで遊んでいたはずですが、おかげで今日は身体をしっかりと休ませることができる時間に充当できました。
リネですか? うーん、今日はまだ起動もしてませんww



なにやら22日以降だったら政府いちおしの「Go Toキャンペーン」とやらで旅行費用の補助が受けられたかもしれないことを先ほど知りましたがw、そもそもワタシは7/23も24もお仕事ですし、今回はどこもまだガラガラでだったので、いい時期に気楽な旅が出来たんじゃないかと思うことにしました。


旅というのは非日常にして、人生に必須の要素、だとワタシは思ってます。
いまやスマホやPCの画面で世界中どこでも垣間見ることができますが、現地へ行って五感を満たすことでしか得られないものを大事にしていきたいと思っております。





【おまけ】
話せる島でこんなフォーメーションを組んだ状態で家を出てきたのですが、
どうやら、純生のクライアント以外は全部落ちてしまっていたようです^^

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